COLUMN コラム
2021.8.30
「LOCAL」で快適なWordPress開発環境を構築!
WordPressでサイトを構築する際、皆さんはどのような開発環境で制作を進めますか?
PHPファイルはローカル環境で動かないので、通常は開発サーバーにアップロードする必要がありますが、ローカル環境でも確認できた方が便利ですよね。
ローカルでの開発環境を構築する上でよく使用されているのが「MAMP(Mac特化)」、「XAMPP(Windows特化)」、「LOCAL」などの無料パッケージではないでしょうか。
今回は「LOCAL」のセッティング方法をご紹介します。
1. 開発環境構築のメリット
ただのHTMLファイルであれば、使用エディタ(Visual Studio Codeなど)のプラグインなどを使用して、現在どのような見え方になるか確認できるので問題ありません。
しかし、WordPressのPHP言語など他言語を扱うサイト構築の際は、サーバーにファイルをアップロードしないと現状の見え方・動作を確認することができません。ローカルでの開発環境を構築するとアップロードの手間を省けるだけでなく、以下のメリットがあります。
開発環境構築のメリット
・ネット環境がなくても作業できる
・不具合があっても本番環境に影響しない
・無料で始められる
・本番サーバーにアップロードせずに他者共有(確認)できる
開発環境構築のデメリット
・本番環境移行の手間がある
2. インストール手順
それでは早速以下サイトより「LOCAL」をインストールしましょう。
1. 右上の「DOWNLOAD」ボタンを押下
2. 使用するパソコンのOSを選択
3. メールアドレスを入力してダウンロード
4. ダウンロードされたディスクイメージを読み込む
5. アプリケーションへ変換
6. インストール完了!
3. 開発環境の構築手順
1. 左下の「+」ボタンを押下
2. サイトの名前を入力し、右下「CONTINUE」を押下
サイトの名前はあとからでも変更可能なので分かりやすい名前をつけておけば大丈夫です。
3. 「Preferred」を押下し、右下「CONTINUE」を押下
4. WordPressのユーザー名とパスワードを入力し、右下「ADD SITE」を押下
5. 「ADMIN」ボタンを押すとブラウザのWordPress管理画面が起動するのでログイン
6. 開発環境の構築完了!
おわりに
今回ご紹介した「LOCAL」では、WordPressでのサイト制作において快適な開発環境を構築できるだけでなく、作成したサイトをサーバーにあげることなく共有することも可能です。
本番サーバーに上げることなく、そのまま社内確認やお客様確認を行えるのでとても便利な機能ですね。
ぜひ様々な機能を駆使して、快適で効率のよい制作環境を整えてみてはいかがでしょうか。
弊社では士業やメディア、医療関係を中心にサイト制作を行っております。Webサイトについてお悩みのある方はお気軽にお問い合わせください。
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