COLUMN コラム

2025.6.2

ChatGPTの会話ログをNotionで管理できる!Chrome拡張機能「Chat to Notion」の紹介

最近、業務の中でもChatGPTを利用する機会が増えています。しかし、日々のやり取りが増えるにつれて「あの質問の回答どこだっけ?」と過去ログを探すのが手間になってきた方も多いのではないでしょうか。

ChatGPTの画面内でも履歴は残りますが、検索性や整理のしやすさという点ではやや不便です。また、質問と回答を後から再活用しようと思っても、自分で整理するのは労力がかかります。

そこで今回は、ChatGPTのログをNotionに保存・整理できるツール「Chat to Notion」について紹介したいと思います。

1. Chat to Notionとは?

[ Chat to Notion – Chrome ウェブストア ]

「Chat to Notion」は、ChatGPTの会話ログをNotionのデータベースに自動で保存できるツールです。Chromeの拡張機能として提供されており、ブラウザ上のChatGPTでのやり取りをワンクリックでNotionに送信することができます。

2. Chat to Notionの導入方法

「Chat to Notion」の導入は比較的シンプルです。導入にあたってはChatGPTとNotionのアカウントが必要ですが、どちらも利用しているという前提で今回はアカウント設定の流れについては割愛します。

2-1. Notionにデータベースを作成

まずはNotion側の準備です。ChatGPTの会話ログを保存するため、新規ページに空のデータベースを作成します。



今回はページタイトルを「Chat to Notion」で作成しました。また、テーブルのプロパティは「タイトル」「タグ」「日付」「URL」を設定しておきます。保存先となるデータベースを用意しておかないと「Chat to Notion」は機能しないので、必ず用意してください。

2-2. Chrome拡張機能「Chat to Notion」をインストール

Chromeウェブストアで「Chat to Notion」を検索し、拡張機能をインストールします。



インストールが完了したら、使いやすいようにピン留めしておきましょう。


2-3. Notionデータベースとの連携

ピン留めした「Chat to Notion」のアイコンをクリックすると、以下の画面が表示されます。「ページを選択する」ボタンをクリックしてください。



以下の画面が表示されるので、手順2-1で作成したページ「Chat to Notion」を選択して「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。



以上でデータベース連携は完了です。

2-4. ChatGPTの会話ログを保存する

ChatGPTで会話ログを開くと、回答部分にピンマークが表示されるようになっています。このピンマークをクリックするとポップアップが表示されるので、保存先が指定したページ(Chat to Notion)になっているのを確認して、「保存」ボタンをクリックしてください。



保存完了後にNotionデータベースに戻ると、先ほど保存した会話ログがデータベースに追加されています。この時、作成日やタグも一緒に登録しておくと、あとで検索する際に探しやすくなります。



また、回答の一部ではなく会話ログすべてを保存することもできます。すべて保存する場合はブラウザのアドレスバー横にあるアイコンをクリックして「全チャットを保存」ボタンをクリックしてください。


おわりに

今回はChatGPTの会話ログをNotionに保存・整理できるツール「Chat to Notion」について紹介しました。
ChatGPTを業務で活用する中で、「得られた知見をいかに蓄積・整理し、再活用できるか」は重要なポイントです。ChatGPTのログ管理に困っている方、ナレッジの整理を効率化したいと考えている方は、ぜひ一度「ChatGPT to Notion」を試してみてはいかがでしょうか。

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