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2022.6.13

Webデザイナーに最適なノートPCの選び方 2022

WebデザイナーにとってPCは必要不可欠ですが、PCを購入する際どれくらいのスペックが必要なのかわからないという方も多いと思うので、PCの選び方について紹介していこうと思います。

1. WebデザイナーがPCを選ぶ際に重要なこと

Webデザイナーは、Adobeソフトを使用してデザインをしたりコードエディタツールを使用してコーディングをしていきます。また、NumbersやExcelでスケジュール管理や見積書作成も行います。
コミュニケーションツールにおいては、MessengerSlackなどを使用しますし、Backlog等でタスク管理も行います。

デザイナーはツールを同時に開きながら作業することが多いので、適切な「メモリ」が搭載されているPCを選ぶことが重要です。

2. メモリとは

メモリとはデータを記憶する部品のことです。一般的にはRAM(Random Access Memory)と呼ばれ、作業用のメインメモリ(主記憶装置)のことを指します。
前述した通り、Webデザイナーは色々なツールを同時に開いて作業しています。そのため作業するスペースを十分に確保することが必要です。

 

Macの場合、メモリは後から追加することができないので購入の際は必要な容量をしっかり考えましょう。

3. ストレージとは

ストレージとはパソコンのデータを保存しておく記憶領域のことです。
デザインデータやコーディングデータをPC保存する際に必要なものです。Macの場合、画面左上にあるAppleメニューから「このMacについて > ストレージ」を見ると自分のPCのストレージ容量と空き具合を確認することができます。

 

ストレージに関してはPCを買う際に小さい容量で買ってしまったとしても、USBメモリ等を使用してPC外にデータを保存することができます。ストレージについては下記の2種類がありますので、もし保存容量が足りないと感じた時は用途に応じて購入を検討してみましょう。

3-1. SSD

SSDはSolid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略で、内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをする記憶装置です。データを保存できる容量はHHDに比べ少ないですが、処理が高速かつコンパクトなデザインが多いので持ち運びに便利でデータの出し入れを頻繁にする普段使いに向いています。

3-2. HDD

HDDはHard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略です。
保存できる容量は大きいですが、処理に時間がかかるためタイムマシーンなどバックアップ用に使用するのに向いています。SSDに比べ容量に対して価格が安いため、大容量のデータを扱うのに適しています。

4. 快適に作業ができるメモリとストレージ容量

Webデザイナーの仕事において、Adobeソフトを使用する際が一番PCに負荷がかかります。
メモリとストレージについてそれぞれ見ていきましょう。

4-1. メモリの推奨容量

Adobeツール(Illustrator,Photoshop等)のメモリの推奨は16GB以上です。
最低でも8GBは必要とのことですが使用感としては8GBだとかなり動作が重く作業がなかなかできないので、私は16GBをおすすめします。容量が大きくなるほど動作を快適にしたり、一度に多くの作業を実行できます。

4-2. ストレージの推奨容量

ソフトをインストールするのにIllustratorは最低でも2GBが必要で、Photoshopは4GBが必要です。
Adobeの公式サイトでは、ストレージの推奨は16GB以上となっています。
PCに搭載されているストレージは256GB以上だと思うのでどのPCを選んでも大丈夫でしょう。

5. おすすめノートPC

 

低予算で考えている場合は1〜4で記載したことを踏まえると、Mac book Air(M1)をおすすめします。
カスタマイズは「メモリ:16GB、ストレージ:512GB」がいいでしょう。
2022年6月現在の値段は190,800円なので、20万円以下で購入が可能です。

 

2022年6月にM2搭載のMac book Airが発表されましたが、カスタマイズすると値段が高くなるのでスペックだけを考えるとM1でも問題ないと思います。

 

もちろんAirよりもMac book Proのほうがスペックは高いので、予算に余裕がある方はMac book Proを選択するのがよいでしょう。また、大きい画面サイズが選べるのでより大きな画面で作業したい方もMac book Proをおすすめします。

おわりに

今回はPCの選び方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
PC選びは必要とするスペックで迷いがちなので、この記事を少しでも参考にしていただけたら幸いです。

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