Webデザインの勉強に使える!Chromeのおすすめ拡張機能

Chromeのおすすめ拡張機能は以前にも紹介したことがありますが、今回はWebデザインの勉強に使える拡張機能を紹介します。(以前の紹介記事はこちら → 『Webデザイナーが選ぶChromeのおすすめ拡張機能』

Webデザインのスキルを磨くには優れたデザインのサイトを多く見ることが大事ですが、そのサイトがどのようなサービスや技術を使用して作られているのか、どのようなコードで記述されているかを知らないと、サイト制作に活かすことができません。

Chromeにはそうした情報を手軽に確認できる拡張機能がそろっているので、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。

1. Wappalyzer


今見ているサイトがどのような技術で作られているのかを調べることができます。

気になったサイトを開いた状態でWappalyzerのアイコンをクリックすると、以下のように利用しているCMSやサーバー、JavaScript、フォントなどをまとめて確認することができます。
「こういうサイトを作りたい」と思った時にどんな技術やサービスを使用すればいいのか参考になるのでおすすめです。

2. Visual Inspector


見出しやボタンのサイズ計測、カラーの抽出、使用フォント、画像アセットなど、サイト制作に必要な情報をまとめて確認することができます。利用できる機能は以下の通りです。

・ HTML要素のサイズ計測
・ テキストの直接編集
・ 使用しているカラーの抽出
・ 使用しているフォントの表示
・ 画像アセット(一括ダウンロード)

気になったサイトの基本情報をまとめて確認できるのでおすすめです。また、Webデザインの勉強方法には「コピーサイトを作る(コードは自作)」といったやり方もありますが、その際に必要な情報や素材を用意するのにも便利です。

3. CSS Peeper


サイト内のクリックした要素のサイズ、フォント、カラーなどを調べることができます。また、サイト内で使用されているカラーの抽出や画像アセットといった機能もあります。

Visual Inspectorと似ていますが、機能やUIはCSS Peeperの方がシンプルで動作も軽いです。気になった箇所を少し調べる時はCSS Peeperにするなど、使い分けると良いと思います。

4. Fonts Ninja


サイトに使用されているフォントをまとめて確認することができます。

以前の記事で紹介した「WhatFont」との違いは、使用されているフォントをサンプル付きで一覧表示してくれる点です。さらに各フォントがページ内のどこに適用されているのか、ウェイト別に確認することもできます。また、無料フォントの場合は直接ダウンロード、有料フォントの場合は販売サイトへのリンクも表示してくれます。
「こういう印象を与えたい時はこのフォント」という組み合わせを知ることができるので、フォント選定のスキルを磨きたい方にオススメです。

5. Session Buddy


現在開いているタブの状態を保存することができます。

Webデザインの勉強をする時は、色々な記事や参考サイトを同時に開いていることが多いと思います。しかし、作業を途中で中断することになった場合、今開いているページを後で参照できるようお気に入りに追加したり履歴から探すのは大変ですよね。

Session Buddyをクリックすると、現在開いているタブがウィンドウ別に一覧表示されます。あとは保存したいタブの「Window」を右クリックして「保存」を選ぶだけです。保存する際は名前を付けることができるので、何の目的で見ていたサイトなのかわかりやすくて便利です。

おわりに

今回はWebデザインの勉強に使えるChromeの拡張機能を紹介しました。

Webデザインの参考サイトを見る時はこれらの拡張機能で確認する癖を付けておくと、新たな発見や気付きを得やすくなります。特にデザインとコーディングを兼務しているWebデザイナーの方であれば、サイトのビジュアル面だけでなく技術やコードも一緒にチェックしておくと、バランス良く勉強することができます。便利な拡張機能はどんどん取り入れて、効率良く勉強していきましょう。

【商用利用可】Web制作の際に使えるGoogle fonts日本語フリーフォント13選【2022年】

以前紹介したことのある「Google fonts」ですが、日々新しいフォントが追加されています。
前回は英語フォントに絞って紹介しましたが、今回は数あるフォントの中でも日本語フォントを中心に、使いやすいフォントやユニークなフォントをいくつか紹介したいと思います。

Web制作でよく使われているオススメGoogle Fonts

 

1. Noto Sans Japanese

Noto Sans Japaneseは、日本語フォントの王道と言っても過言ではありません。ウェイトの種類が豊富で、見出しから本文までさまざまな場所で活用できます。

 

 

2. Noto Serif Japanese

Noto Serif Japaneseは、Noto Sansと同じく明朝体の王道フォントです。こちらもウェイトの種類が豊富で、Noto sansとNoto serifの2種類さえあれば、Web制作で困ることはないでしょう。

 

 

3. Shippori Mincho

Shippori Minchoは、線が美しく上品な明朝体フォントです。和食料理店や着物サイトなどで使用すると良いでしょう。

 

 

4. Kiwi Maru

Kiwi Maruは、手書き感のある丸ゴシックフォントです。とはいえ形にクセがあるので本文に使用するというよりは、アクセントとして使用すると良いでしょう。

 

 

5. Kaisei Opti

Kaisei Optiは、見ての通りデザイン性の高いフォントです。バナーや広告などで使用すると良いでしょう。

 

 

6. Klee One

Klee Oneは、硬い鉛筆やペンで書いたようなフォルムが特徴の高級感のあるフォントです。

 

 

7. Mochiy Pop One

Mochiy Pop Oneは、その名の通りモチモチしたポップなフォントです。明るい雰囲気の広告などで使用すれば雰囲気を崩さずテキストに目を引くことができます。

 

 

8. Rampart One

Rampart Oneは、厚みのあるブロックのようなフォントです。ロゴや見出しに使用すれば力強い印象を与えることができます。

 

 

9. Dela Gothic One

Dela Gothic Oneは、ひと目見ただけで印象に残る極太ゴシックフォントです。とにかく目立つフォントなので写真などとの相性は悪いかもしれませんが、文字だけで構成されたサイトであればインパクトのあるかっこいいサイトを作ることができるでしょう。

 

 

10. Reggae One

Reggae Oneは、インパクトのある尖ったフォントです。バナーや広告などに使用すると良いでしょう。

 

 

11. Train One

Train Oneは、2本の線で表現されたユニークなフォントです。第一印象が強いので、Rampartと同様にロゴや見出しで使用すると良いでしょう。

 

 

12. Yusei Magic

Yusei Magicは、文字通り油性マジックで書いたかのような手書き風フォントです。どこか可愛らしさもあるのでカフェのメニュー表などで使用すると良いかもしれません。

 

 

13. DotGothic16

DotGothic16は、昔のゲーム画面や携帯の文字を彷彿させるフォントです。ドットで表現されていますが可読性も高く、ゲームやアプリのLPなどで使用すると良いでしょう。

 

おわりに

今回はGoogle fontsが提供する日本語のフリーフォントをいくつか紹介させていただきました。
フォントを変更することでサイト全体の印象も大きく変わり、ユニークなフォントをうまく使えば、利用者の記憶に残るサイトを制作することができます。
一見使いにくそうなフォントもありますが、避けることなく一度試してみるのも自分のデザインスキル向上につながりますので、ぜひ挑戦してみてください。

サイトに公開しているPDFファイルのダウンロード・印刷を禁止する方法

PDFファイルはどんな環境でも同じように閲覧することができるため、見積書や請求書など様々な用途で利用されています。Web制作においては企業サイトや学校サイトなどで、重要な文書を発信する際にも利用されています。

しかし、サイト上で公開しているとはいえ、無制限にコピーや印刷されたくないデータもあります。PDFの保存設定を変更すれば、印刷やテキストのコピーを禁止にすることはできますが、そもそもファイルをダウンロードさせたくない、といった場合は別途対処する必要があります。

サイトにアップしている以上、完璧に防ぐことは難しいですが、誰でも手軽にダウンロード・印刷できないようにする方法はあるので、今回はそちらを紹介したいと思います。

1. Googleドライブの共有リンク

いくつかある方法の内、一番コストや導入時間がかからないのはGoogleドライブの共有リンクを使用した方法です。必要なものはGoogleアカウントだけですので、すでに管理しているアカウントがあれば、すぐに実装することができます。

1-1. 「Googleドライブ」のリンク作成手順

1. GoogleドライブにPDFファイルをアップロードします。



2. ファイルを右クリックして「共有」を選択します。



3. 右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。



4. 「閲覧者と閲覧者(コメント可)に、ダウンロード、印刷、コピーの項目を表示する」のチェックを外します。(これでダウンロード・印刷が不可になります)



5. アクセス権の設定を「制限付き」→「リンクを知っている全員」に変更します。



6. 左下の「リンクをコピー」をクリックしてから「完了」ボタンで準備完了です。


共有リンクを作成したら表示確認をしましょう。一旦Googleアカウントからログアウトするか、別ブラウザを起動して、リンクにアクセスしてみてください。もし「アクセス権が必要です」のメッセージが表示されたら、アクセス権が「制限付き」のままになっているので、設定を修正しましょう。

問題なくアクセスできたら、ダウンロード・印刷・コピーが不可になっているか確認してみましょう。設定が有効になっていれば、画面右上に表示される印刷、ダウンロードボタンが押せなくなり、本文のコピーもできなくなっているはずです。



すべての確認が終わったら、あとはサイト上にリンクを設置して対応完了です。この方法だとPDFファイルに修正や追加が発生した場合、制作会社側はリンクを差し替えるだけの修正となり、また重要なファイルはクライアント側で管理することができるので、一番お手軽で簡単な方法だと思います。

注意:Googleドライブの共有リンクはフォルダ単位でも作成できますが、ダウンロード・印刷・コピーの不可設定はファイル単位でしか設定できません。対象となるPDFが多い場合は少し時間がかかります。

2. WordPressプラグイン「PDF.js Viewser」


WordPressサイトの場合、プラグイン「PDF.js Viewer」を導入して「ダウンロード・印刷不可」のリンクを作成することができます。「PDF.js Viewer」はMozillaのPDFビューアをWordPressサイトで利用できるプラグインです。

本来の使い方は、ページ内でiframeを利用してPDFを表示するのですが、CSSを適用することでテキストリンクだけを表示することができます。少し力技になるので、Googleドライブが利用できない場合の対策として検討すると良いと思います。

2-1. 「PDF.js Viewer」のリンク作成手順


1)  WordPress管理画面の「メディア」からPDFファイルをアップロード
2)  WordPressプラグイン「PDF.js Viewer」をインストール。
3)  PDFjs Viewerの設定で「Show Download Button」「Show Print Button」のチェックを外す。
4)  「Fullscreen Link Text」でテキストリンクとして表示する際のテキストを入力。
5) 「メディア」にアップロードしたPDFファイルのURLをコピーして、以下のショートコードのURL欄にペースト。

<?php echo do_shortcode('[pdfjs-viewer url=メディアにアップロードしたPDFファイルのURL viewer_width=1px viewer_height=1px fullscreen=true fullscreen_text=テキストリンク名 download=false print=false]'); ?>

6) リンクを追加したいページのテンプレートファイルにショートコードを貼り付け。
7) ビューワのiframeに付与されているクラス「pdfjs-iframe」に、CSSで「display: none;」を設定。

以上で「ダウンロード・印刷不可」のテキストリンクを作成することができます。

おわりに

今回はサイト上に「ダウンロード・印刷不可」のPDFファイルを設置する方法を紹介しました。
サイトに公開している以上、完璧に防ぐことは難しいですが、これらの方法によって誰でも手軽にダウンロード・印刷できる状態を防止することができます。より厳密にファイルを管理をしたい場合は、そもそもサイトでの一般公開を控えるか、PDFにパスワード設定をして閲覧者を限定する方法が良いかもしれません。
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

Internet Explorerのサポート終了後に使えるオススメのCSS【第二弾】

Internet Explorer(以下IE)とは、Microsoftが提供していたWebブラウザで、2022年6月16日(日本時間)にサポートが終了しました。
IEは1995年から利用されており、古くからインターネットに触れていた方には馴染みのあるブラウザでではないでしょうか。
馴染みのあるブラウザではありますが、IEのみ対応していないCSSプロパティがいくつも存在したため、私自身IE対応に苦悩することもありました。

以前にもIEサポート終了後に使用できるCSSプロパティをまとめた記事を書きましたが、今回はその続編としてまだ紹介していないCSSをいくつかご紹介したいと思います。

Internet Explorerのサポート終了後に使えるオススメのCSS

1. filter

filterプロパティはぼかしや色変化などのグラフィック効果を要素に適用します。
主に使う関数はblur()で、画像にぼかし効果をつけることができます。
grayscale関数を使えば、画像をモノクロにすることも可能です。

filter – CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN

2. background-clip

background-clipは要素の背景の適用範囲を指定するプロパティで、例えば値をborder-box、padding-box、content-boxなどに指定すると、それぞれ表示範囲がボーダーの外側まで、パディングの外側まで、コンテンツのみというように設定することができます。
また、背景を文字で切り抜くことも可能です。

background-clip – CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN

3. line-clamp

line-clampは複数行のテキストを任意の行に納め、最後の文字を自動で「…」に置き換えてくれます。
JavaScriptやPHPで同様の処理を行うより簡単にテキストをまとめることができます。

-webkit-line-clamp – CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN

4. accent-color

accent-colorはフォーム内で使用するラジオボタンやセレクトボックスの色を任意で変更できるプロパティです。
今まではデフォルトのボタンを透明にし、上から色をつけた疑似要素を設置するなど面倒な工程がありましたが、accent-colorプロパティを使用すれば手軽に色を変更することができます。

accent-color – CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN

5. detailsとsummary

detailsとsummaryはIEではサポートされていなかったHTML要素です。CSSプロパティではありませんが便利な機能なので紹介させていただきます。
親要素<details>の中で<summary>を使用すると、開閉式のよくある質問を簡単に実装することができます。

<details> 詳細折りたたみ要素 – HTML: HyperText Markup Language | MDN

<details>
	<summary>クリックで開閉します。</summary>
	<p>テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト</p>
</details>
クリックで開閉します。

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

おわりに

今回は、便利ですがIE対応が別途必要だったCSSプロパティを紹介しました。
この中には知っていたが使用を断念していたプロパティもいくつかあるかと思います。
IEのサポート終了は少し寂しい気もしますが、他にも便利なプロパティはいくつも存在しますので、これを機に思う存分使用していきましょう。

センスに悩むデザイナーへのおすすめ書籍「センスは知識からはじまる」

デザインセンスを鍛えるには良いものを見て目を養い、実際に手を動かしてアウトプットすることが大事だといいます。しかし、理解はしていても継続するのは難しいですよね。

特にWebデザイナーの方は、自分のデザインセンスについて悩んだり、落ち込んでしまう時もあるかと思います。今回はそんな悩みを抱えているデザイナーに「センスは知識からはじまる(水野学)」という本を紹介したいと思います。

はじめに

この本の著者は、熊本県公式キャラクターの「くまモン」のデザインや、NTTドコモ「iD」を手掛けたアートディレクター水野学氏です。

本の中で水野氏は、自身が手掛けるデザインはひらめきやセンスによるものではなく、きちんとした方法があり、時間をかければ皆できるようになる、と述べています。冒頭文でも「センスとは誰にでも備わった身体能力と同じで、センスを鍛えるトレーニングをすれば誰にでも手に入るもの」と非常に力強い言葉が記されています。

私が読んだのは2〜3年前になりますが、この本のおかげで勉強してきたことに自信が持てるようになりました。今回は本の内容から特に参考になった「センスについて」「知識の増やし方」についての概要を紹介します。

1. センスのよさとは

本の中では「センスのよさ」について、以下のように説明されています。

「センスのよさ」とは「数値化できない事象」のよし悪しを判断し、最適化する能力である。

例)「センスのいい会社」→ 業績や売上では測れない。
例)「バッティングセンスのいい打者」→ 打率だけでは測れない。

ファッションの「おしゃれ」や「かっこよさ」は数値化できませんが、その人に合っているかどうかを判断して「かっこいい!」「センスがいい!」と判断することはできますよね。「センスってよくわからない…」「特定の人に生まれつき備わっているもの」という誤解が生じてしまうのは、センスが数字で測れないというのが原因の1つと思われます。

2. センスの磨き方

2-1. 普通を知ること

「センスのよさ」= よし悪しを判断する、とありましたが実際、その判断をできるようになるためにはどうすればいいのでしょうか?本の中では、重要なことは「普通を知ること」と述べられています。

・普通とは「いいもの」がわかるということ。
・普通とは「悪いもの」がわかるということ。
・その両方を知った上で「一番真ん中」がわかるということ。

普通を知っていれば「普通よりちょっといいもの」「普通よりすごくいいもの」と、普通という定規であらゆる事象を測って、物を作り出すことができるからです。普通こそが「センスのいい/悪い」を測ることができる唯一の道具と述べられています。

2-2. 知識を得る

そして「普通を知る」ための唯一の方法が「知識を得る」ことです。ここで「センスとは知識の集積である」という本のタイトルに繋がります。

例えば「あいうえお」しか知らない人間と「あ」〜「ん」までの50音を知っている人間では、どちらがセンスがいい文章を書けるかは、言葉をたくさん知っている人間の方が圧倒的に有利です。知識があればあるだけ、可能性を広げることができると述べられています。

3. 知識を増やす方法

3-1. 王道から解く

「定番のもの」「ロングセラーのもの」について知りましょう。王道のものはその地位を確立するまでに改良と洗練を繰り返し「最適化」されています。王道のものを知ることでそのジャンルの商品を「最適化」する際の指標を得ることができます。

また、大切なのは王道のものを「ひとつに決めること」ではなく、それを見つけ出す「プロセス」にあります。そのジャンルの王道とは何か?を調べていくプロセスで幅広い知識を得ることができます。

3-2. 流行を知る

王道をおさえたら、次は今流行しているものを知りましょう。王道と流行を知ることで、知識の幅が一気に広がります。効率よく流行を知る方法はコンビニの雑誌を読むことです。知識を定期的に更新しておくことがセンスアップに繋がります。

3-3. 共通項を考える

いろいろな方法で知識を集めたら、今度はそれらを分析して「共通項」や「一定のルール」がないか考えてみましょう。これは自分なりの知識に精製するためのプロセスです。ここで見つけた「共通項」でアウトプットしたものが「センスがいい」と言われるものに仕上がります。

おわりに

今回は「センスは知識からはじまる(水野学)」について駆け足ですがご紹介しました。
私がこの本を購入した時は、まさにデザインセンスの磨き方について悩んでいる時だったのですが、この本を読んで「センスは努力で身に付く」ことを知り、自信をもってデザインの勉強に励むことができるようになりました。本の中ではさらに深く説明されているので、この記事を読んで少しでも興味が湧いた方はぜひ一読してみてください。

Webデザイナーに最適なノートPCの選び方 2022

WebデザイナーにとってPCは必要不可欠ですが、PCを購入する際どれくらいのスペックが必要なのかわからないという方も多いと思うので、PCの選び方について紹介していこうと思います。

1. WebデザイナーがPCを選ぶ際に重要なこと

Webデザイナーは、Adobeソフトを使用してデザインをしたりコードエディタツールを使用してコーディングをしていきます。また、NumbersやExcelでスケジュール管理や見積書作成も行います。
コミュニケーションツールにおいては、MessengerSlackなどを使用しますし、Backlog等でタスク管理も行います。

デザイナーはツールを同時に開きながら作業することが多いので、適切な「メモリ」が搭載されているPCを選ぶことが重要です。

2. メモリとは

メモリとはデータを記憶する部品のことです。一般的にはRAM(Random Access Memory)と呼ばれ、作業用のメインメモリ(主記憶装置)のことを指します。
前述した通り、Webデザイナーは色々なツールを同時に開いて作業しています。そのため作業するスペースを十分に確保することが必要です。

 

Macの場合、メモリは後から追加することができないので購入の際は必要な容量をしっかり考えましょう。

3. ストレージとは

ストレージとはパソコンのデータを保存しておく記憶領域のことです。
デザインデータやコーディングデータをPC保存する際に必要なものです。Macの場合、画面左上にあるAppleメニューから「このMacについて > ストレージ」を見ると自分のPCのストレージ容量と空き具合を確認することができます。

 

ストレージに関してはPCを買う際に小さい容量で買ってしまったとしても、USBメモリ等を使用してPC外にデータを保存することができます。ストレージについては下記の2種類がありますので、もし保存容量が足りないと感じた時は用途に応じて購入を検討してみましょう。

3-1. SSD

SSDはSolid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略で、内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをする記憶装置です。データを保存できる容量はHHDに比べ少ないですが、処理が高速かつコンパクトなデザインが多いので持ち運びに便利でデータの出し入れを頻繁にする普段使いに向いています。

3-2. HDD

HDDはHard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略です。
保存できる容量は大きいですが、処理に時間がかかるためタイムマシーンなどバックアップ用に使用するのに向いています。SSDに比べ容量に対して価格が安いため、大容量のデータを扱うのに適しています。

4. 快適に作業ができるメモリとストレージ容量

Webデザイナーの仕事において、Adobeソフトを使用する際が一番PCに負荷がかかります。
メモリとストレージについてそれぞれ見ていきましょう。

4-1. メモリの推奨容量

Adobeツール(Illustrator,Photoshop等)のメモリの推奨は16GB以上です。
最低でも8GBは必要とのことですが使用感としては8GBだとかなり動作が重く作業がなかなかできないので、私は16GBをおすすめします。容量が大きくなるほど動作を快適にしたり、一度に多くの作業を実行できます。

4-2. ストレージの推奨容量

ソフトをインストールするのにIllustratorは最低でも2GBが必要で、Photoshopは4GBが必要です。
Adobeの公式サイトでは、ストレージの推奨は16GB以上となっています。
PCに搭載されているストレージは256GB以上だと思うのでどのPCを選んでも大丈夫でしょう。

5. おすすめノートPC

 

低予算で考えている場合は1〜4で記載したことを踏まえると、Mac book Air(M1)をおすすめします。
カスタマイズは「メモリ:16GB、ストレージ:512GB」がいいでしょう。
2022年6月現在の値段は190,800円なので、20万円以下で購入が可能です。

 

2022年6月にM2搭載のMac book Airが発表されましたが、カスタマイズすると値段が高くなるのでスペックだけを考えるとM1でも問題ないと思います。

 

もちろんAirよりもMac book Proのほうがスペックは高いので、予算に余裕がある方はMac book Proを選択するのがよいでしょう。また、大きい画面サイズが選べるのでより大きな画面で作業したい方もMac book Proをおすすめします。

おわりに

今回はPCの選び方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
PC選びは必要とするスペックで迷いがちなので、この記事を少しでも参考にしていただけたら幸いです。

複数のWebアプリ、チャットツールを一元管理する方法【Ferdi】

みなさんは普段Messengerやchatwork、slackなどのチャットツールは使用していますか?
Web業界では当たり前のように利用されているチャットツールですが、便利な一方、サービスの数が増えれば増えるほどブラウザのタブを開いておく必要があります。
大量のタブの中から特定のサービスを探して切り替えて使用する、となると便利なサービスと言えども本末転倒かと思います。
今回は、大量のタブ問題を解決してくれる便利なWebアプリ「Ferdi」を紹介しようと思います。

1. Ferdiとは

Ferdiとは、複数のチャットツールやその他Webアプリを一括して管理することができるアプリケーションです。
現在は300種類以上のツールを管理することができ、もし自分が管理したいツールがない場合は、「カスタムWebサイト」というサービスを使用して任意のWebサイトを追加することもできます。
もちろん利用は無料で、ソースコードもGithubで公開されています。
公式サイト:Ferdi

2. Ferdiのインストール方法

ダウンロードページよりお使いのOSを選択しダウンロードしてください。
もしHomebrewを使用できる環境があるなら、コマンドラインツールでのインストールが手軽なのでオススメです。

3. Ferdiの使い方

Ferdiでのアカウント作成は任意です。ただしアカウントを作成すれば、登録したツールとアカウントが紐づくため、デバイス間でサービスを同期することができます。必要であればアカウントを作成してください。
 
アプリを立ち上げると下記の画面が表示されます。
まずは言語設定から行いましょう。

3-1. Ferdiの日本語化

画面左下の歯車アイコンをクリックしてください。

英語の設定画面が表示されるので、上部の「Langage」ボタンをクリックしタブを切り替えると言語選択画面に遷移します。
スクロールボックス内から「日本語」を選択することで日本語化が完了します。

3-2. ツールの登録

日本語化が完了したら、実際にツールを登録して管理してみましょう。
 
画面左のプラスアイコンをクリックしてください。

ツール一覧画面が表示されますので、任意のツールを選択しましょう。
今回はMessengerを選択します。
「サービスを検索」から探すことも可能ですので、管理したいツールがない場合は一度検索してみましょう。

ツールを選択すると詳細設定画面が表示されるので、自分好みの設定を行ってください。これは後で変更することも可能です。
設定が完了したら「サービスの保存」をクリックしてください。

今回はMessengerを追加しましたのでMessengerのログイン画面が表示されます。
ログイン情報を入力しログインすることで普段と変わることなく使用できます。

同様の手順で他のツールを追加すると、左側のタブに追加されます。
各ツールのアイコンをクリックすることで即座に切り替えることができますので、普段使用しているツールをどんどん追加していきましょう。

3-3. 登録したいツールがない場合

300種類以上のツールが管理できるFerdiですが、もちろんサポートしていないツールも存在します。
そんな時は「Custom Website」を使用しましょう。
登録方法は先ほどと同様に、画面左のプラスアイコンからツール一覧を表示し、検索窓に「custom」と入力します。
すると「Custom Website」が表示されるのでアイコンをクリックします。

詳細設定画面が表示されますので、任意の「名前」「独自サーバー(URL)」「アイコン」を設定し「サービスの保存」をクリックします。
今回はBacklogを例に挙げます。

追加されたツールアイコンをクリックするとログイン画面が表示されますので、後はログイン情報を入力すれば完了です。

おわりに

今回はWebアプリ一元管理ツール「Ferdi」について紹介しました。
大量のブラウザを立ち上げておくことは管理も面倒ですし、何よりPCのパフォーマンスが低下します。
パフォーマンスの低下=作業効率の低下に直結しますので、管理ツールは積極的に取り入れましょう。
他にも管理ツールは存在しますが、「Ferdi」は挙動も軽くUIも分かりやすいのでぜひ利用してみてください。

【WordPress】functions.phpで不要なタグを削除しよう

DOLが抱えているサイトリニューアル案件では、WordPressのオリジナルテーマを作成することが多々あります。オリジナルテーマの作成は、まず静的なHTMLを用意してからWordPressの組み込みを行うのですが、組み込み後のソースコードを確認してみると記述した覚えのないタグがズラズラと追加されています。
 
これはWordPressの標準機能によるもので、ブログサイトとして利用する際に役立つタグを自動で追加してくれているのですが、コーポレートサイトやブランドサイトとして利用する場合はまったく不要のものだったりします。
 
不要なタグが混ざっているとソースコードが見づらくなる上に、セキュリティ的にも宜しくありません。そこで今回は「functions.php」を使用した不要なタグを削除する方法について紹介したいと思います。

1. functions.phpで削除できるタグ

1-1. WordPressのバージョン情報

<meta name="generator" content="WordPress 5.9.3" />

<meta name=”generator>は文書がどのソフトウェアで作成されたのかを示すタグです。WordPressで作成したサイトの場合、どのバージョンのWordPressで作成されたのかが自動で出力されてしまいます。WordPressの自動更新設定をONにして常に最新バージョンであればまだ良いのですが、もし古いバージョンを使用している場合、脆弱性をつかれて攻撃される恐れがあります。
 
バージョン情報はセキュリティ的にもよろしくないので削除しておきましょう。functions.phpには以下のコードを記述することで削除できます。

// WordPressバージョン情報の削除
remove_action('wp_head','wp_generator');

1-2. Windows Live Writerのマニフェストファイル

<link rel="wlwmanifest" type="application/wlwmanifest+xml" href="https://example.com/wp-includes/wlwmanifest.xml" />

このタグは「Windows Live Writer」というMicrosoftが提供しているブログエディタのマニフェストファイルです。このエディタを使用しない場合は不要なので削除しておきましょう。

// Windows Live Writerの削除
remove_action('wp_head', 'wlwmanifest_link');

また、それ以外の理由として「wlwmanifest.xml」というファイルは不正アクセスの要因にもなっているようです。レンタルサーバーの「Xserver」からも注意喚起のお知らせが出ていたので、セキュリティ対策の一貫としても削除しておくと良さそうです。
 
参考:WordPressの「wlwmanifest.xml」ファイルに対するアクセス制限と設定機能追加のお知らせ

1-3. 絵文字用のCSSとJavaScript

<script type="text/javascript">
window._wpemojiSettings = {"baseUrl":"https:\/\/s.w.org\/images\/core\/emoji\/13.1.0\/72x72\/","ext":".png","svgUrl":"https:\/\/s.w.org\/images\/core\/emoji\/13.1.0\/svg\/","svgExt":".svg","source":{"concatemoji":"https:\/\/xxx.com\/wp-includes\/js\/wp-emoji-release.min.js?ver=5.9.3"}};
/*! This file is auto-generated */
!function(e,a,t){var n,r,o,i=a.createElement("canvas"),p=i.getContext&&i.getContext("2d");function s(e,t){var a=String.fromCharCode;p.clearRect(0,0,i.width,i.height),p.fillText(a.apply(this,e),0,0);e=i.toDataURL();return p.clearRect(0,0,i.width,i.height),p.fillText(a.apply(this,t),0,0),e===i.toDataURL()}function c(e){var t=a.createElement("script");t.src=e,t.defer=t.type="text/javascript",a.getElementsByTagName("head")[0].appendChild(t)}for(o=Array("flag","emoji"),t.supports={everything:!0,everythingExceptFlag:!0},r=0;r<o.length;r++)t.supports[o[r]]=function(e){if(!p||!p.fillText)return!1;switch(p.textBaseline="top",p.font="600 32px Arial",e){case"flag":return s([127987,65039,8205,9895,65039],[127987,65039,8203,9895,65039])?!1:!s([55356,56826,55356,56819],[55356,56826,8203,55356,56819])&&!s([55356,57332,56128,56423,56128,56418,56128,56421,56128,56430,56128,56423,56128,56447],[55356,57332,8203,56128,56423,8203,56128,56418,8203,56128,56421,8203,56128,56430,8203,56128,56423,8203,56128,56447]);case"emoji":return!s([10084,65039,8205,55357,56613],[10084,65039,8203,55357,56613])}return!1}(o[r]),t.supports.everything=t.supports.everything&&t.supports[o[r]],"flag"!==o[r]&&(t.supports.everythingExceptFlag=t.supports.everythingExceptFlag&&t.supports[o[r]]);t.supports.everythingExceptFlag=t.supports.everythingExceptFlag&&!t.supports.flag,t.DOMReady=!1,t.readyCallback=function(){t.DOMReady=!0},t.supports.everything||(n=function(){t.readyCallback()},a.addEventListener?(a.addEventListener("DOMContentLoaded",n,!1),e.addEventListener("load",n,!1)):(e.attachEvent("onload",n),a.attachEvent("onreadystatechange",function(){"complete"===a.readyState&&t.readyCallback()})),(n=t.source||{}).concatemoji?c(n.concatemoji):n.wpemoji&&n.twemoji&&(c(n.twemoji),c(n.wpemoji)))}(window,document,window._wpemojiSettings);
</script>
<style type="text/css">
img.wp-smiley,
img.emoji {
	display: inline !important;
	border: none !important;
	box-shadow: none !important;
	height: 1em !important;
	width: 1em !important;
	margin: 0 0.07em !important;
	vertical-align: -0.1em !important;
	background: none !important;
	padding: 0 !important;
}
</style>

<head>タグ内に長々と記述されているこのタグを初めて見た時、ビックリしますよね。これはWordPressで絵文字を表示するためのタグです。企業サイトの投稿記事で絵文字が使われることはほぼないかと思いますが、運用方針を確認した上で不要そうなら削除してしまいましょう。
 
下記の2行を追加するだけで削除することができます。

// 絵文字設定の削除
remove_action( 'wp_head', 'print_emoji_detection_script', 7 );
remove_action( 'wp_print_styles', 'print_emoji_styles' );

1-4. フィード配信

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="example.com &raquo; フィード" href="https://example.com/feed/" />
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="example.com &raquo; コメントフィード" href="https://example.com/comments/feed/" />

このタグはRSSリーダーで記事の最新情報を取得する際に必要なフィード配信のリンクを表しています。サイトの運用がオウンドメディアとして集客を目的としたものであれば必要ですが、そうでない場合は不要なタグになります。下記の2行を追加して削除しておきましょう。

// フィード配信の削除
remove_action('wp_head', 'feed_links', 2);
remove_action('wp_head', 'feed_links_extra', 3);

1-5. RSD

<link rel="EditURI" type="application/rsd+xml" title="RSD" href="https://example.com/xmlrpc.php?rsd" />

このタグは「RSD(Really Simple Discovery)」へのリンクを表しています。WordPressの記事を外部のサービスから編集する際に必要なタグですが、WordPress管理画面からのみ編集をする場合はこのタグは不要になります。下記の1行を追加して削除しておきましょう。

// RSDの削除
remove_action( 'wp_head', 'rsd_link' );

おわりに

今回はWordPressで自動追加されたタグを「functions.php」で削除する方法について紹介しました。自動追加されたタグはブログサイトとして運用するのであれば役立つものですが、それ以外での運用を目的とした場合、必ずしも必要というわけではありません。案件に応じて不要なものは削除しておきましょう。
 
ソースコードが見やすくなるだけでなくサイトの軽量化にも繋がるので、まだ何も試したことがないよという方は、ぜひ今回の記事を参考に試していただければと思います。

WordPressプラグイン「WP Mail SMTP」で最適なメール設定をしよう

Web制作の際、お問合せフォームを作成することがあると思います。
作成したお問合せフォームでお客さまが入力したメールアドレスに自動送信メールを送る際、
メールが迷惑メールに入ることはないでしょうか?

今回はその場合の対処方法についてご紹介したいと思います。

1. なぜ迷惑メールに入ってしまうのか

いろいろな理由があると思いますがそのうちの一つとして考えられる理由は、サイトで使用しているサーバーとメールサーバーが違うとメールを受信するときに偽装メールだと思われてしまい、迷惑メール扱いとなってしまうことです。

今回紹介するプラグインを使用すれば、サイトのサーバーからメールを送信するのではなく登録したメールサーバーを経由して送信する設定ができるため迷惑メールにならずに送信することができます。

2. プラグインの使い方

2-1. プラグインのインストール

公式サイト:WP Mail SMTP

 

プラグイン「新規追加」から「WP Mail SMTP」を検索します。
「今すぐインストール」をクリックします。

 

 

次に「有効化」をクリックします。

 

 

2-2. 設定方法

プラグインを「有効化」するとWordPress管理画面のサイドバーに「WP Mail SMTP」が表示されます。
そこの「設定」をクリック、下記画像の赤枠部分を入力します。

入力が完了したら「設定を保存」をクリックします。

 

2-3. メールのテスト送信

管理画面サイドバー「WP Mail SMTP」の「メール」をクリック、「メールテスト」タブを開きます。
テスト送信先のメールアドレスを入力し、「メールを送信」クリックしてテストメール送信完了です。

入力したメールアドレスに届いているかどうか確認します。迷惑メールボックスではなく受信ボックスに入っていれば設定は完了です。

 

2-4. メールのテスト確認

2-3で送信したメールを確認します。
メールに下記画像が届いていれば成功です。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。
サイトからのメールが迷惑メールとして配信されてしまうことは、会社の信用を落とすことになりかねません。お客さまにとって迷惑となりますし、ましてや気づいてもらえない可能性があるのではメールを配信する意味がありませんので、メールの設定はしっかりとするように心がけていきましょう。今回の記事が日々のWeb制作においてお役に立てれば幸いです。